10月8日 寒露
寒露(かんろ)
優雅に、そしてしとやかなる言葉
一音、一音 余韻が染み入るように
包まれる響き。
昼が短くなりはじめて、長くなる夜へ
深まる秋へと進みます。
野や草に宿る露。
早朝は冷ややかとなり、露けし(朝夕しっとりとした雰囲気のこと)ある心地よさ
露玉(草に光る言葉)の音たてず、ちいさな光景も見えはじめます。
空高く清々しい午後
夜は澄んだ月。
この時だけの雰囲気
はるか遠い昔から かわらぬことと
この流れは大切で、紅葉の色濃さの仕上がりへの影響へと
みえない循環が美しい情景を描いてくれるようです。
時は進み 止まらず 明日 明後日 未来へ
あなたの名前に秘められた想いを
なまえ香
0コメント