2022.08.03 23:56私のなまえ香 二百四十 七夕のことば七夕(たなばた)ことば季節は秋の言葉。七夕は、陰暦7月7日として知られていますが旧暦は、秋の時季で2022年は8月4日が、七夕。風物詩のひとつ仙台の七夕祭は、太陽暦にあわせた日の8月7日となっているそうです。七夕(たなばた)は、江戸時代には、五節句の一つとされていたそうです。太古から、学問や芸事などの上達を願う日☆笹竹に詩や歌を書いて。香...
2022.07.18 12:00私のなまえ香 二百三十九 蓮の花ひらくはすのはなひらく の、ことば猛暑続き、23日には大暑になりますけども12日~14日の時候蓮の花がひらく(七十二候のことば)でいま見頃になりました。暑さが少しばかり・・ゆるむような涼やかさをも感じさせてくれます。レンコンのお花さんのこと紅色、白色の華も美しく仏さまの傍にと見かけるお花♪お寺さんにも蓮の花、蓮はな田ひろがりますね♪♪香りもよく...
2022.07.04 12:00私のなまえ香 二百三十八 半夏生ことば ちょうど今頃の、7月初めごろの時候のことば半夏生(はんげしょう)。この半夏生という言葉は、二十四節気をさらに細かくした七十二候のひとつのことば 7月2日までに、田植えを終えるとされていて、この日は、禁忌があり物忌みをする風習があったそうです。古代、そして祖先方々さんたちは、天と大地とのつながりを深くも大切にし神聖なこととしていたことが、...
2022.06.30 13:29私のなまえ香 二百三十七 静(しずか)ことば。「しずか」は、しづかでしづかなり落ち着いた穏やかな心持ちへと誘われるような言葉。静なる「しづか、しずか」このことば聞くと何故か「しずかごぜん」という歴史の名が、リズムよく浮かんできます。そうすると、詩人の西条八十さん金子みすずさんへと広がり浮かび並びます♪「しづか」なる響きから、詩人のことばが溢れそれはそれは、色彩豊かな七色の虹が奏でる音...
2022.06.24 03:09私のなまえ香 二百三十六 夏至ことば夏至(げし)のことば6月21日ごろの時候の言葉そして、二十四節気日の長きのいたりなるを以て也昼間が最も長くなるそうです。蓮の田の蕾、蓮の花が少しずつ開いていますうっとおしさを忘れる綺麗な色彩が雨を美しくも涼しげに。まもなく蓮の花ひらくですまだまだ梅雨時間じめじめとした日が続いておりますが気圧湿度などお身体整えてくださいませ。
2022.06.19 13:18私のなまえ香二百三十五 藍色ことば藍(あい)の色のことば。藍の色は天然染料で、藍の色素となる草で出来上がるそうです。その藍の「藍の花」は、秋の言葉で「藍蒔く」は、春の言葉として詠みます。草色の緑から、空気に触れて この美しい色へ。藍色よりも淡い「水色」、さらに薄くして「かめのぞきいろ」藍色よりも濃くしたものが「浅葱色(あさぎいろ)」どれも、美しい響きの色言葉。
2022.06.10 12:10私のなまえ香二百三十四 祈りことば祈りのことば祈り(いのり)とは、 受け入れることと、願うこと(渡部泰明さんのことばから)この一言を聞いたとき、何かしっくりとして、深呼吸のような巡りを感じました。祈り(いのり)は、命(みこと)の源を示す接頭語の「い」と、共に人間の最も崇高な行為を表す言葉になったものとされています。天へと通じるような音がこめられていそう♪「祈る」の意味を調...
2022.06.02 13:17私のなまえ香 二百三十三 蛍(ほたる)ことば初夏の闇夜に光り浮かぶ蛍♪「けい」とも読み、「ほたる」とも読みます。ほたる。蛍にまつわる伝説や歌も多くあるようです。ほたるは、ほたるの光蛍の光の歌は、蛍雪之功・蛍窓雪案(中国の故事)からとのことです。平安時代には、存在していた言葉でしょうか。かたや夏の蛍、かたや冬の蛍と美しいリズムの故事♪蛍の光窓の雪♪と、繋がっているようです。姫蛍(ひめ...
2022.05.29 12:00私のなまえ香 二百三十二 五月雨ことばごがつのあめと、書いて和語「さみだれ」日本語のならではの美しい音色がします。陰暦5月ごろからの長雨、梅雨のことで、2つの名前があります。「五月雨」と「梅雨」五月雨は、雨そのものを指し、梅雨は、降る時季をさしています。梅雨に入る、梅雨明けなどいいますね「さみだれ」も「つゆ」も古代から和語(やまとことば)を活用し日本語独特の美を表現したのでし...
2022.05.21 12:00私のなまえ香 二百三十一 小満ことば。二十四節気&なまえ香お礼若葉ひときわ、色よく冴えて優しく重なり打つ楓の音(ね)音(ね)は、声(ね)で、音声(おんじょう)となります。葉の音、蝶が舞う羽の響き音無き音から、溢れる薫り躍動を感じます。小満(しょうまん)5月21日から二十四節気のひとつ。田植え終え、草木満ちあふれ美しい田がひろがりました。しょうまん SoumaN言葉の表情から捉えてみました♪陰の姿見あ...
2022.05.08 12:56私のなまえ香 二百三十 えにし(縁)ことばえにし(縁)ことば八十八夜をえて、新茶はじまりました日常にほんのりと時節の匂いが添えられます。えにしは「縁」の呼び名のひとつ、縁+し。そして、音(えん)となる太古美しき音です。えにし(縁)は、男女関係を表す和語(やまとことば)古代から、運命的なつながり運命づけられている、というニュアンスの言葉とのことです。そのようになるめぐりあわせえにし...
2022.05.01 13:14私のなまえ香 二百二十九 くはし(美し)ことばくはし美しで、うつくしと同じ。美しい言葉を表現する1つ。上代(古い言葉)で かわいらしい、うつくしいを表現していたようです。古代平安時代前は、「きよらなり」「さやけし」「くはし」など多数の言葉を繊細に使い分けて表現していたようです。共通することは、氷や水が澄んでいて美しいと表現する言葉でさらに繊細に・・「くはし」をとりあげますと、細やかで...