私のなまえ香 二百四十一 処暑ことば・二十四節気
処暑「しょしょ」
8月23日からの時候、二十四節気のことば。
暑さやわらぎ、秋めいてくるころとなります。
暑さたっぷりのままですが、
稲は色をかえ、空は秋雲に変化してきています♪
いかがお過ごしですか。
この時期は、子供の成長を願う「地蔵盆」のお祭も。
赤いエプロンかけたお地蔵さんも、微笑みが満ち溢れます♪
涼やかな風、そして虫の音もはじまり
秋の夜の、ゆらぎの音(ね)として、
心地よくも、静かに五感を研ぎほぐしてくれます。
虫の音が心地よいという体感は、
日本人ならではの特別な感性といわれています。
日本語(大和言葉)の響きと、どこか繋がっているのでしょうか。
「しょしょ」言葉の響きからも、捉えてみました♪
【写真:三重県、茶の地】
奥ゆかしくも喜怒哀楽が、大らかに動きなくも揺れる感じ。
爽やかな秋の風情を捉えながら、しっとり優美な響きは
落ち着いた余裕のある人のような音♪
移ろいゆく流れに相応しいほどの落ち着き。
その雰囲気に、安心という表情が添えられて。
変わらずとも、朝夕の涼しさそして虫の音にほっとする安心感。
自然は大丈夫、元気でお変わりありませんよと
伝えてくださってるような
晩夏、ひぐらしの音に後ろ髪ひかれながら・・
処暑は、台風が多い時期。
夏の疲れも出やすくなります、健やかにお過ごしくださいまし。
ー2022年 処暑ことば 詩-
※記事は2021年の「私のなまえ香194」文章内容をアレンジしました☆
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