2022.05.23 11:546月おためし香「栗の花霖雨」ことば香お知らせ梅雨の別名、栗の花霖雨(くりのはなりんう)のことば。今までも、ブログで綴った言葉で、ちょうど、時季の言葉をお届けします。6月おためし香は「栗の花霖雨」ことばの香。栗の花は、6月に咲き、雨が続くといわれています。言葉を紐解きますと・・・栗花落(ついり)は、梅雨入り。霖雨(りんう)は、長雨(ながあめ)のこと。ことばからも和らぎのある匂いがして...
2022.05.08 12:56私のなまえ香 二百三十 えにし(縁)ことばえにし(縁)ことば八十八夜をえて、新茶はじまりました日常にほんのりと時節の匂いが添えられます。えにしは「縁」の呼び名のひとつ、縁+し。そして、音(えん)となる太古美しき音です。えにし(縁)は、男女関係を表す和語(やまとことば)古代から、運命的なつながり運命づけられている、というニュアンスの言葉とのことです。そのようになるめぐりあわせえにし...
2022.05.01 13:14私のなまえ香 二百二十九 くはし(美し)ことばくはし美しで、うつくしと同じ。美しい言葉を表現する1つ。上代(古い言葉)で かわいらしい、うつくしいを表現していたようです。古代平安時代前は、「きよらなり」「さやけし」「くはし」など多数の言葉を繊細に使い分けて表現していたようです。共通することは、氷や水が澄んでいて美しいと表現する言葉でさらに繊細に・・「くはし」をとりあげますと、細やかで...
2022.04.02 12:00私のなまえ香 二百二十五 そめいよしのことばそめいよしのソメイヨシノ薄いベビーピンク色を思い、わくわくするようなときめきを感じます。明治以降にソメイヨシノが登場し、毎年必ずや満開となって私たちを安心くださいます。そめいよしの 言葉の表情からみてみました♪
2022.03.30 13:11私のなまえ香 二百二十四 桜のことば桜は、朝桜 夕桜 夜桜それぞれの桜の姿かたちは、花舞台。言葉なくとも、弾む心地へと誘ってくださいます♪何時の 桜がお好きですか。繊細な花ひらの色とかたち春光が桜の美を高め、上品に佇む 夜の桜・・・桜のことばの響きからみてみました♪庶民的感覚をもつ、親しみやすいことば「さくら」何気なく日常に...
2022.03.27 11:344月おためし香「陽風(ようふう)」言葉の香&陽のことばいつも、ブログを読んでくださいまして、ありがとうございます☆詩的ではありますが、言葉の響きそしてリズムが 心清々しくも香しさも伝わればと思っております。季節の変わり目そして、暖かさ寒さによる温度差ご自愛くださいますよう。●本日は、おためし香 ご案内●おためし香は、毎月の四季風情情緒にあった言葉世相も意識しつつ、ことばの香を お届けしてい...
2022.03.23 12:25私のなまえ香 二百二十三 春分(二十四節気)のことば春分(しゅんぶん)二十四節気のことば、3月21日から朝夜の時間が、ほぼ同じになる始まり お彼岸さんの中日となります。ぽかぽかと、幾日があり、桜も開きはじめましたが、しばし、春寒となっております。おからだ ご自愛くださいませ。桜色、ベビーピンク、甚三紅、桜のかさね・・あえかなる心地よ、解き放て...
2022.03.07 12:00私のなまえ香 二百二十一 雨香のことば雨が降り出す少し前に、草木土や道、風などが、雨の匂いを伝えてくれる。雨の匂いと、五感が一体する心地よい瞬間でしょうか。時々、微かな花の香りが添えられ雨の始まりの匂いのことを雨香(うこう)。季節問わず、雨が降る前の匂いは様々。その匂いまたは香りがおもしろいものです。香りは、花のことを指していて、雨香この雨香(うこう)の言葉の響きをみてみまし...
2022.03.02 12:26啓蟄のことば&3月おためし香のお知らせです。三月は、別名「やよい」弥生。草木がいやが上へとはえてきますよ~の由来もあるそうです。情景がうかがえる美し名♪なまえ香ブログを読んでくださいます方、ありがとうございます。3月6日頃になりますと、時節「啓蟄」(けいちつ)になります。二十四節気の1つぽかぽかと、暖かくなりはじめ冬眠していた虫たちが、目を覚まし穴からでてくるころとなりました♪むく...
2022.02.25 12:04私のなまえ香 二百二十 椿のことば椿咲く今もなお、雪と頬寄せ合うように。2月19日から 二十四節気、 雨水はじまり。雪解け水がコトコトと、流れきこえてきますでしょうか。降りしきる雪が続く日、いかがお過ごしですかいつもご覧くださいまして、ありがとうございます。椿は、春の事ぶれの花の意味。椿は、春の木。つらつら椿、花椿、紅椿、白椿♪いろんな椿が連想されます。そして、...
2022.02.17 12:25私のなまえ香 二百十九 満月のことば今宵2月17日 満月〇別の名は17日の月そして、立待の月です。日本語ならではの、風情と潤いに余韻も溢れる素敵な言葉もあります。立待の月、その前の日はいざよい・・雪に、とけこむような日々が続きますがいかがお過ごしですか月と時間について、太陽暦を採用していた明治以前は明かりとなる電化製品もないため、月の出の動きや満ち欠...
2022.02.04 11:28私のなまえ香 二百十八 立春&春の雪・・立春(りっしゅん)軽やかに躍動し、蠢く響きあふれる言葉がします。春の言葉の調べには、動きはじまる陽の表情が秘めていて、立春もそのひとつのよう♪この日を年の初めともされた古代陰陽五行などがそれにあたります。”春の気 立つを以って也”この言葉をご存じの方もいらっしゃるかと思いますが二十四節気暦便覧からとなります。俳句では、春の季語その他に「春...