私のなまえ香 百九十七 重陽・・・


9月9日、重陽(ちょうよう)の節供の日


長寿を願う日と共に、秋の収穫を祝う日。

実り収穫のときとなりました。


そして、菊の花が主役ともなる日になります。


菊をうかべて、菊湯や菊酒を飲むことで

不老長寿と延命長寿の滋力を願います。


とおい昔の祖先たちから、

かかさぬ事として大切にしてきたこと。


菊は、華やかでもなく、カラフルでもない・・

どちらかというと地味な印象もありますが、

繊細な花びらと曲線、

主張しない上品で和らぎのある感じ

邪気の役目をもはたしてくださる、凛々しくも美しい花。


国花の菊は、文様にも存在してきました。


さて、9の数字 

 9は強く、陽数でもあり、凛々しい。9は繁栄へ。


季節秋の花でもある「菊」は、

別名 「隠君子」「千代見草」

奥ゆきのある、上品な香がしてきそうです。



9月10日以降に、菊をみかけましたら、「十日の菊」「残菊」と

言葉を使ってみてくださいませ。


時空間たのしき言葉に秘められた情緒を。


重陽の日


体調ご自愛くださいますように。


なまえ香~あなたの名前の響きから香を創るオーダーメイド

「なまえ香(こう)」は、大和言葉の響きから生まれる、“あなた”の香袋です。 なまえ香の調香家が、名前の意味ではなく、響きに宿るやわらかな音の科学的数値と研ぎ澄まされた感性から余韻に耳を澄ませ、 香りへと調えます。 一点ずつ、すべて手作業☆☆ 「名は体をあらわす」家族や祖先とのつながりから生まれる、唯一の香。 音が香りへと結晶した瞬間、その香は、静かにあなたの琴線にふれはじめます。

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