私のなまえ香 百九十六 ちちろ・・・


ちちろは、蟋蟀の別名

秋の虫。


物悲しくも、優しさの余韻を放つ

秋の舞台にかかせぬ大切な音色です。



清かな月と奏であうように

美しくも儚くも、ちちろたる存在感

月光が包みこみながら


今、ここに

静かに見守ってくださっています。


古来より日本人は、

虫の音に、もの悲しさ、美を感じ

情緒と神秘的な美しい感性をもっているとのことです。


そして、秋の虫の名前の音に

詩歌や俳句に連なる響きあいが心地よく

詠みたくなるほどの情緒美が捉えられているようです。


何千年と世紀を超えた今も、

虫の音色と匂い、

秋の風情が存在している神秘さ


この先、より自然を大切にし

ちちろも、本来の美しい音を奏でられるように

古代美しき景となっていきますように。






【写真は、なまえ香 通常    新調しました】



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