私のなまえ香 二百十五 南天ことば


南天(なんてん)


縁起よき、難も転じるとされる南天

災いあっても、最後には福を掴むとされています。


心新たな年に相応しくも、お上品な存在


「南天の実」は、秋のことば季語

「南天の花」は、夏のことば季語

それぞれ、南天さんの状態がわかりやすく表現されて

日本のことばの繊細さが、素敵と感じませんか♪


【写真は庭木いっぱい溢れる南天さんを、ちょうだいしたものです】




延命長寿の想い秘められた南天は、

箸として、お守りとして作られていたそうです。



そして、南天文として、お着物や帯、漆器に用いられ

災いから守る、何があっても福となるのです。



なまえ香の当初からの香袋に南天文を載せています


災いあっても、福となり

青海波が未来永却を、そして飛翔も新たにのせて。



【写真は、なまえ香袋 通常 和紙で手折り】

なまえ香~あなたの名前の響きから香を創るオーダーメイド

「なまえ香(こう)」は、大和言葉の響きから生まれる、“あなた”の香袋です。 なまえ香の調香家が、名前の意味ではなく、響きに宿るやわらかな音の科学的数値と研ぎ澄まされた感性から余韻に耳を澄ませ、 香りへと調えます。 一点ずつ、すべて手作業☆☆ 「名は体をあらわす」家族や祖先とのつながりから生まれる、唯一の香。 音が香りへと結晶した瞬間、その香は、静かにあなたの琴線にふれはじめます。

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