私のなまえ香 百六十三 花吐息・・・


花は桜

花吐息。


桜満ちて、喜び与え 舞い降りる

ひとひら、一片 解けるように舞い降りる


花散らしでもなく、花嵐、花風、花吹雪でもない・・

優しく地へ降りてゆく感じ、花吐息に。


桜の音と春風が奏であい

香りが、美しさと儚さを伝えてくださいます。


恩人がこの世を去ってゆかれました。

そっと優しいまなざしで、手をさしのべてくださった

そして今がある私。


桜と共に、潔く美しく。

花吐息。


感謝をこめて。




【写真は、原谷苑(京都)】

なまえ香~あなたの名前の響きから香を創るオーダーメイド

「なまえ香(こう)」は、大和言葉の響きから生まれる、“あなた”の香袋です。 なまえ香の調香家が、名前の意味ではなく、響きに宿るやわらかな音の科学的数値と研ぎ澄まされた感性から余韻に耳を澄ませ、 香りへと調えます。 一点ずつ、すべて手作業☆☆ 「名は体をあらわす」家族や祖先とのつながりから生まれる、唯一の香。 音が香りへと結晶した瞬間、その香は、静かにあなたの琴線にふれはじめます。

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