私のなまえ香 二百十七 好雨のことば
好雨
ちょうどいい時機に降り始めた春の夜雨のこと
少しずつ春へ
新しい年となる、立春が近づいてきました。
有名な詩人杜甫の詩にも、
春夜雨喜
いい時機の雨を詠んでいます。
静かでやわらかな
生命の息吹がきこえてきそうな雨音
「雨」は、涙のたとえとも考えられていた古代
日本人と雨は、
古くから生活にもかかせない合図や知らせという神聖な存在。
特に春の雨は美しく、
和歌にもよく詠まれているそうです。
好雨(こーう) 言葉の響きからも捉えてみました。
落ち着いた表情に、上品さも秘められ
美しい音色となって反射する、
雨の輝やう光が明るく、暗く、響きます。
一瞬で消えゆく雨、雨脚、
輪唱のように安らかな音へ
程よい強さと弱さが唱えとなって
好雨の表情も捉えます。
優雅に、上品に、恵みの雨となるのでしょうか
流れるように匂い立つ麗しき香がします。
地へ程よく恵みよく、重なりあって。
まもなく春立ちます。
地震のあった地域の皆さま、そして各地地震揺れています
ご用心くださいませ。
【写真は、なまえ香オーダーメイド 季節限定「春」香袋】
2月は、「梅」のことばの香り
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