私のなまえ香 二百三十八 半夏生ことば
ちょうど今頃の、7月初めごろの時候のことば
半夏生(はんげしょう)。
この半夏生という言葉は、二十四節気をさらに
細かくした七十二候のひとつのことば
7月2日までに、田植えを終えるとされていて、
この日は、禁忌があり
物忌みをする風習があったそうです。
古代、そして祖先方々さんたちは、
天と大地とのつながりを深くも大切にし
神聖なこととしていたことが、歌や俳句からみえてきます。
素敵なおはなし☆
「はんげしょう」haNgeSou
ことばの表情からも捉えてみました♪
5の数の音と拍の表情をもちながらも、
しっとり優雅な落ち着いた表情を捉えています。
陽暦にふさわしくも陽の数しっかり。
それとは逆にある、安らぎを漂わせるような曲線美たる音色を奏でる言葉。
強くない、人肌のぬくもりを感じるような弧を描き
母性ともいいましょうかふっくらとした情緒が引き立っていて
安心へと誘う表情が捉えられています。
さらに、この日ならではの風習と禁忌ごとを捉えたかのように
動きない表情と重み深さある響きももっています。
食という生命(いのち)は永遠
後世へと食が途絶えないようにと守り続けてくださったのでしょうか
永遠で継承するという表情と共に弧高な情緒をも捉えています
不思議なことに・・節気や節句のことば、古代に通じる言葉には
必ずも永遠不滅である情緒が捉えられ、ふっくらとした母性
そして神秘的な響きが秘められてます。
(このように大和言葉で組み立てられた解析から
言葉の表情を捉えると、ことばの音がどんな雰囲気(イメージ)を伝えるか
音の内容とイメージの関係を明らかにすることができるのです)
ほっと、安心するような祖母のぬくもりでしょうか
しずかな麗しき香しさを感じます
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