私のなまえ香 二百四十八 冬ぬくしことば
冬ぬくぬく冬ぬくし。
気温が少しずつ下がりはじめ、この頃は湿度も冬へ。
湯気がまろやかに感じ、冬はじまりの匂いがします♪
そして、秋が深まると共に、
練香の匂いに満たされたくなります。
まろやかな~
あたたかな~
空いた時間に手作りで香を粉末にするとこから始めて
過程から自在に好みの香に仕上げていける香り
そして、控えめな秋の陽射しが程よく完成してくれます。
部屋は香箱のように
焚きしめた香が泳ぐように
室内が曲線美となりあたたな香りや薫りがゆるやかに踊ります。
畳や障子が喜ぶような
くつろぎ部屋のみに
焚きしめ、ゆるやかに愉しんでいただけるように。
香りがする!というよりも、
寄り添うような、和やかで清らかな香り
水平線の静かな感じ
拡がる香しさは、みえないけども、
奥ゆきがあって、練り香独特の深みからは
歴史をも再現されるような感覚です。
「冬ぬくし」言葉の表情からも捉えてみました♪
立冬11月8日に近づく温かい日の言葉
冬温し(ふゆぬくし)
季節のことば。
なんとなく・・音から、ほんのりあったかさが
伝わってきませんか。
奥ゆかしい表情を捉え、幅広い人たちへと
染み入る響き、特に知性落ち着いた男性の音色のよう。
温もりあふれた安らぎとほっと安心するような余裕といいましょうか。
晩秋そして冬はじまりの表情もしっかりと捉えており
冷たき風が瞬時リズミカルさをのせて清らかに響かせます。
もちろん合理的な表情なく、ほぼ動きもないことに捉えていることに
驚き、和らぎのある季節のことばである美と奥ゆきに嬉しさを感じました。
古き言葉には、必ず奥ゆかしさと深みが捉えられているような、
優しさの中にある強さを感じる響き
心地よい余韻の音は、まるで香りの足あと☆
秋の土用期間もあと少し・・
古代より、体調を崩しやすい時季とされ
土用期間は身体を休める時期にしていたそうです。
そして、11月8日から立冬です。
身心ご自愛くださいますように☆
徳川美術館 オリジナルの香り「徳川の香」
そして紫式部の香 販売始まりました。
11月おためし香は「月夜の願い」言葉の香りです。
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